マンション• ビル(RC造構造)
RC造構造の特徴
・鉄筋コンクリート構造とは、鉄筋とコンクリートを組み合わせて作られた建築の構造で一般的にRC造と呼ばれます。
・木造や鉄骨造に比べ遮音性、防音性、保温性に優れるためマンションに多く採用されています。
・鉄筋の組み立てやコンクリートの打設は基本的に直接現場で施工されるため、施工会社や気候条件などにより建物の品質や強度にばらつきが生じます。
・RC造の一般的な耐用年数は40年〜60年といわれていますが、適正な鉄筋量とコンクリートの品質、それを覆う防水性能により建物の強度や寿命が左右されます。
よくあるRC造の建物
一般的に鉄骨造より柱・梁断面が太く、柱間のスパンが5m〜8m前後のものが多く見られます。
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こんなRC造の建物が危ない!
・1981年(新耐震設計法施行)以前に建てられた建物
・1階部分が車庫やホールなどで、壁が少ない建物
・増築や改修をしている建物
・建物の形状がL字型や凹型など、成形でないもの
耐震診断を行うにあたって必要なもの
・建物の設計図(必須!)
・新築当時の確認申請書類
・新築当時の構造計算書
RC造とS造の耐震診断の流れ
01.予備調査
建物の設計図と書類による精査をあらかじめ行います。
また現地での本調査の前に、建物の立地や構造概要、点検口位置等の確認の為、半日程度の目視による予備調査を行います。
02.現地調査
現地での劣化の状況や部材の確認を行います。
また建物の状況により非破壊調査や破壊調査を行います。
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| 鉄骨部材の確認 | ボルト径の測定 | クラック幅の測定 |
※破壊調査、非破壊調査(※オプション)
目視で確認できない部分や、図面や書類が十分でない場合、また築年数が経た建物に行う場合があります。
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| 光線による非破壊検査 | コア抜きによる破壊検査 | |
03.計算
図面の精査と現地調査を行ったのち、構造的な計算を行います。
耐震性能は、Is値(構造耐震指標)という指標で表され、値が大きいほど耐震性が高くなります。

Is値0.6以上であれば地震力に対して必要な耐震性を確保しているとされています。
過去の地震被害のデータから、Is値0.6以上を有した建物は倒壊・崩壊の確率が低いことから、この数値が定められました。
| Is値 | 構造耐力上必要な部分の地震に対する安全性 |
|---|---|
| Is値が0.3未満の場合 | 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い |
| Is値が0.3以上0.6未満の場合 | 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある |
| Is値が0.6以上の場合 | 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い |
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